KRAIBURG TPEが、アジア太平洋地域における、自動車内装および産業用ツールの市場のイノベーションを牽引します
グローバルTPEメーカーであるKRAIBURG TPE(クライブルグTPE)は、デザイン的な長所にさらなる改良を加えた、アジア太平洋地域における自動車内装および産業用部品市場へのソリューションとなる同社の最新のTHERMOLAST® K(サーモラスト® K) AD1/APシリーズを発表します。
新規TPEについて:: AD1/APシリーズ
AD1/APシリーズ・コンパウンドはKRAIBURG TPEのTHERMOLAST® Kコンパウンド・シリーズ・ファミリーへのフレッシュな新グレードです。この材料は、主に表面に高い品質が要求される、困難なハード/ソフト材料の複合成形部品に最適です。
ショアAスケール60~80の硬度レンジを持つこのAD1/APシリーズは、2種材料による複合射出成形においても均質な表面を生み出します。更に、この材料はPC、ABSおよびSANへの良好な接着力を発揮し、また自動車内装における低臭気・低揮発性の基準に準拠しています。加えて、良好な加工性と、従来にも増して優れた表面品質を備えています。
KRAIBURG TPEのコンパウンドは、最良の接着性が求められる複合射出成形の手法で、容易に加工することが可能です。同時に、インサート成形の手法においても、部品設計におけるより大きなイノベーションの可能性を拓きます。
黒色で供給されるこのAD1/APシリーズは、自動車の内装や、ハンドツールや電動工具のハンドルなどの産業用部品アプリケーションのために理想的な材料ソリューションです。
ウイニング・デザイン、プラス・アルファの要素
洗練された自動車の持つ美しさの訴求に寄与すべく、さらにこのTHERMOLAST® Kシリーズは耐紫外線性能、耐スクラッチ性、そして耐摩耗性をフィーチャーしています。これらの性能が、この材料を自動車マット、カップホルダー、ドア・シル、その他の内装アプリケーションに最適なものにしています。
KRAIBURG TPEのプロジェクトマネージャーであるMarcus Cheahはこう語っています。「当社のTPEコンパウンドは、2材料複合成形への対応性によって、プラスチック・パーツの設計における多彩なイノベーションおよび可能性を拓くものとなっています。これらの材料は、接触部のソフトな感触を向上させると共に、振動を減衰される用途では不快なビビリ音やきしみ音を改善します。 当社の低臭気・低揮発性TPEソリューションは、OEMの自動車内装アプリケーションへの高度な要求を満足しています。」
CHINAPLAS 2021で、イノベーションを発見してください
KRAIBURG TPEのAD1/APシリーズは、特にアジア太平洋地域における、自動車内装および産業用部品の市場をターゲットにしています。
この新たなAD1/APシリーズは、来る2021年4月13-16日に、中国・深センのワールド・エキシビション・アンド・コンベンショナル・センターで開催されるCHINAPLASのホール17、ブースA31に設けられるKRAIBURG TPEにてハイライトされることになっています。