卓越したサスティナビリティ:EcoVadis、KRAIBURG TPEにゴールドメダルを授与
ドイツ、マレーシア、米国の個々のサイトが過去に様々な賞を受賞したのに続き、KRAIBURG TPE(クライブルクTPE)は、著名な評価会社であるEcoVadis 2025から、企業全体として初めてゴールドメダル評価を獲得しました。KRAIBURG TPEは、プラスチック業界で最高評価を得た企業の1つであるだけでなく、EcoVadisの総合的なサスティナビリティ・ランキングでもトップに位置しています。
2025年4月、ヴァルトクライブルク発 - 監査対象企業数は約300万社、格付け対象企業数は15万社に上るEcoVadisは、世界最大規模の持続可能性格付けプラットフォームのひとつです。パリに拠点を置く同社は、環境、労働および人権、倫理、サスティナブル調達といった主要テーマに関する包括的なデータベースを顧客に提供し、企業間のベンチマーク比較を可能にしています。必要な情報と証明を提出した後、EcoVadisはパーセンテージの基準に従って評価を授与します。ブロンズメダルを受賞するには、リストに掲載された企業の上位35パーセントに入らなければならず、シルバーでは上位15パーセント、ゴールドでは上位5パーセントに入らなければなりません。
「当社におけるサスティナビリティの特別な役割は、すでに当社の戦略的位置づけに反映されています。」KRAIBURG TPEのCEOであるOliver Zintner氏は、EcoVadis賞受賞についてこのようにコメントしています。「当社は最近、サスティナビリティを6つのコアコンピタンスの1つと定義しました。これにより、当社におけるサスティナビリティの問題が果たす重要な役割が改めて強調されたのです。」
Oliver Zintner:「もちろん、全拠点の初のEcoVadis評価で、初回から金メダルを獲得できたことには、特に嬉しく感じています。しかし、金メダルを獲得したことに喜びを感じながらも、この賞は、当社が確立した継続的改善プロセスの当然の結果でもあると捉えています。このプロセスを一貫して高いレベルで支援し、今後も支援し続けて行く、当社のすべての部署に賞賛を送りたいと思います。彼ら全員が、この成功に貢献したのです!」
KRAIBURG TPEのサスティナビリティの分野における顕著なイニシアティブは、2001年に設立された同社のDNAの一部であり、これは同社の約25年の歴史に反映されています。2002年のISO 14001環境マネジメントシステムの認証取得から、2013年のISO 15001エネルギーマネジメントシステムの認証取得までの間に、同社は早くも2010年にリサイクル材料を使用した初のTPEを製造しました。さらに、サスティナビリティに向けた対策として、例えば、太陽光発電システムの設置や、企業敷地内での自動車用充電インフラの確立など、継続的なプロセス改善と歩調を合わせて実施されて来ました。2021年には、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトの一環として、初期評価が実施されました。これに続き、2023年にはISCC PLUS認証に成功し、「Climate Program 2031」が開始されました。SBTIガイドラインに基づき、このプログラムは、2031年までにスコープ1およびスコープ2のCO2e排出量を46.2%、スコープ3のCO2e排出量を27.5%削減することを目指しています。2024年春、KRAIBURG TPE GmbH & Co. KGとKRAIBURG Holding SE & Co. KGの両社は、国連グローバル・コンパクトに署名しました。