KRAIBURG TPE、アジア太平洋市場向けに新たな自動車内装表面用TPEソリューションを発表

CHINAPLAS 2023で発表されるTHERMOLAST® K（サーモラスト® K）FG/SF/APは、アジア太平洋地域における革新的な自動車内装アプリケーションのゲームチェンジャーとなるものです。

自動車製造における一大ハブであり、あらゆる自動車セグメントでかなりの売上シェアを占めるアジア太平洋地域の自動車産業は、電気自動車やコネクテッドカーの普及率の上昇とラグジュアリー・カー・セグメントの成長によって、今後10年間で主要産業におけるイノベーションブームの中心になると予想されています。  ユーザーは、変化しつつある移動の習慣やライフスタイルに合ったモビリティソリューションを求めているため、この地域の自動車産業はかつてないほどの変革を遂げることになることでしょう。

その結果として、ユーザー・セントリックの設計と構造を持つ新たな自動車がアジア太平洋の市場に参入することが予想されています。外装部品や内装部品に広く使われている熱可塑性エラストマー（TPE）などの先端材料は、ユーザーの快適性やスタイルに合わせた機能性をより高めることに寄与することと考えられています。 

世界的なTPEメーカーであるKRAIBURG TPE（クライブルグTPE）は、優れた機械的特性と容易な加工性が求められる製品の革新のために、多材料複合射出成形プロセスにおいて最高の接着性を実現する多機能TPEソリューションを提供しています。アジア太平洋地域の自動車内装市場向けに、KRAIBURG TPEは、表面品質、設計上の利点およびソリューション提案を備えた、最新開発のTHERMOLAST® K FG/SF/APシリーズを発表します。

品質に妥協することなく、容易な加工性を実現

ショアAスケール60～80の硬度範囲で構成されるTHERMOLAST® K FG/SF/APシリーズは、複合射出成形のもとでも均一な表面品質を実現します。このシリーズは、優れた流動特性を持っているため、加工が容易なコンパウンドです。  この材料は、PC、ABSおよびSANへの良好な接着性を提供し、また自動車内装のための低臭気・低揮発性の基準に準拠しています。また、100℃までの温度安定性とともに、良好なサーフェスマッピングを実現しています。

様々な用途でデザイン優位性を提供

THERMOLAST® K FG/SF/APシリーズは、自動車用途での洗練された美しさへの要求に応える材料です。このシリーズは、高いレベルの表面外観と品質を備えた、洗練されたハード・ソフト複合材料の部品を実現します。THERMOLAST® K FG/SF/APシリーズは黒色で提供され、ハンドルやカバー、マット、ドアシル、グローブボックス、シーリング、またソフトタッチの表面材など、自動車の内装用途に理想的な材料ソリューションです。

THERMOLAST® K FG/SF/AP、CHINAPLAS 2023にて展示

KRAIBURG TPEは、4月17日から20日まで中国・深センの深セン世界展示コンベンションセンターで開催されるCHINAPLAS 2023のP73ブースにおいて、アジア太平洋地域の自動車内装表面用TPEソリューションのための新しいTHERMOLAST® K FG/SF/APを発表致します。 

KRAIBURG TPEはまた、2023年4月18日にホール16で開催されるCHINAPLAS 2023のTECHTALKフォーラムにおいても、主要参加者として登壇し、KRAIBURG TPEの新しい内装用途のための自動車用TPEについて講演致します。

 

サステイナビリティに貢献するTPE

自動車内装表面用アプリケーションの材料に加え、KRAIBURG TPEは消費者向け製品、また産業用途向けに特別に開発した、ポストコンシューマ・リサイクル材（PCR）と工程リサイクル材（PIR）などのサステイナブルなイノベーションを展開しています。 

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