最終更新: 2023 年 5 月 8 日 最終更新: 2025 年 3 月 12 日

サーキュラー・エコノミーへのフォーカス:KRAIBURG TPE、ISCC PLUS認証によりTPEソリューションを拡充


  • EMEA 고객과 잠재 고객은 ISCC PLUS 인증을 받은 화합물에 액세스할 수 있습니다.
    공급망에서 완벽한 추적성의 이점을 누릴 수 있습니다. 
    화석 원료에서 보다 지속 가능한 원료로의 전환이 한 단계 더 진전됩니다.

ヴァルトクライブルクに本社を置くこのメーカーは、今般、ISCC PLUS認証(マスバランス)に対応した、信頼性の高い熱可塑性エラストマーを提案します。この向上は特に消費財や医療分野の顧客への利点をもたらし、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)への次のステップをサポートします。

ヴァルトクライブルク、2023年4月27日 - KRAIBURG TPE(クライブルグTPE)は現在、ISCC PLUS認証を取得した厳選したTPEソリューションの販売を開始しました。マス・バランシングによって、加工業者と最終消費者の双方に有益なさまざまな社会的・生態的基準への適合が、広範な審査の過程で保証されます。原料や材料の原産地証明など、サプライチェーンにおけるシームレスなトレーサビリティが確保されています。この認証は、規制の厳しい消費財や医療分野のTPE顧客にとって、別々の承認プロセスを開始する必要がないため、特に有益なものです。

プラスチック業界では、よりサスティナブルなソリューションに対する要求と基準の双方への高まりが続いています。製造企業は、サーキュラー・エコノミーの拡大に貢献する製品を顧客に提供するためのさまざまな方法を定義し続けています。特に、再生材料を含むTPEコンパウンドは、市場の需要に応じてますます採用が増加しています。しかし、一部の分野では、使用されているコンパウンドに特別な規制や法的要件が存在し、例えばリサイクル材料の使用が現在では除外されていたりするため、調整が難航しています。また、原材料によっては、最終的な加工の前にメーカーや加工業者による大規模な試験を必要とするものもあります。このように、よりサスティナブルな製品のための部品における材料変更は、かなりの追加的な努力とコストなしには実現が困難な場合も多いのです。KRAIBURG TPEは、ISCC PLUS認証(マスバランス)を含む実証済みの製品ソリューションでこの問題に取り組んでいます。これにより、お客様がよりサスティナブルな製品に切り替え、サーキュラー・エコノミーへの次の一歩を共に踏み出すことを支援します。

「ISCC PLUS認証(マスバランス方式)の材料を使用するということは、化石資源の原料からよりサスティナブルな原料へ移行するという観点において、お客様とKRAIBURG TPEの双方にとって有益なものです。この認証は、サプライチェーン全体における厳しい環境・社会基準の遵守を保証するものです。マスバランス・アプローチのおかげで、ISCC PLUS認証材料を含むコンパウンドは、規制の観点からも化石資源材料と完全に同等です。」KRAIBURG TPEのコーポレート・サステナビリティ・マネージャー、アンドレア・ヴィンターステッター博士はそう述べています。
 

Andrea Winterstetter

ISCC PLUS認証(マスバランス方式)の材料を使用するということは、化石資源の原料からよりサスティナブルな原料へ移行するという観点において、お客様とKRAIBURG TPEの双方にとって有益なものです。この認証は、サプライチェーン全体における厳しい環境・社会基準の遵守を保証するものです。マスバランス・アプローチのおかげで、ISCC PLUS認証材料を含むコンパウンドは、規制の観点からも化石資源材料と完全に同等です。

Dr. Andrea Winterstetter | Corporate Sustainability Manager at KRAIBURG TPE

 

「全体として、マスバランス・アプローチの下でISCC PLUS認証材料を使用することは、戦略的なマイルストーンになるのです。お客様にも私たちにも具体的なメリットがあり、サスティナビリティと気候変動に対する目標の達成に向けて、すべてのステークホルダーをサポートするものです。」

ISCCは、バイオ、バイオサーキュラー、サーキュラー原料を対象とした、世界的に適用可能であり、認知度が高く、標準化された認証制度です。マスバランス・アプローチの助けを借りて、よりサスティナブルな原材料の比率を徐々に高めていくことが可能になります。こうして化石資源による原料が代替され、CO2排出量は徐々に削減されて行きます。このマスバランス・アプローチにより、生産工程で再生可能な原材料と化石資源の原材料を混合することが可能になります。また、マスバランスに占めるサスティナブル比率のトレーサビリティを確保することができます。お客様や加工業者にとってのさらなるメリットは、ドロップイン・ソリューションの恩恵として、いわゆるネガティブテストの実施が不要になることです。お客様は、既存のソリューションと化学的に同一の製品を受け取るため、現在の加工条件を変更する必要がないのです。

KRAIBURG TPEの製品管理責任者であるジョセフ・ノイヤーは、ISCC PLUSの位置づけを次のように説明しています:「マスバランス・アプローチを用いたISCC PLUS認証のTPEコンパウンドをお客様に提供できるようになったことは、当社にとって大きな一歩です。このように、よりサスティナブルなプラスチックを追加した当社のTHERMOLAST®(サーモラスト®)製品ラインは、ますます充実したものになりました。当社のISCC PLUS製品は、よりサスティナブルな材料を使用することで大きなメリットが得られる、パッケージ、パーソナルケア、医療分野にフォーカスしています。すでにサスティナビリティの向上に取り組んでいるお客様にも、これからサスティナビリティの向上に取り組みたいと考えているお客様にも、この充実した製品群を評価していただけるものと確信しています。私たちは、パートナー企業やとお客様とともにこの行程を歩み続け、そして共に最高の結果を得ることを約束します。」

現在、この認証はEMEA販売地域の製品において有効であり、材料が入手可能です。

KRAIBURG TPE 概要
 

  • 本社と生産拠点:ヴァルトクライブルク / ドイツ
  • 地域本社と生産拠点:クアラルンプール / マレーシア、アトランタ / 米国
  • 製品:熱可塑性エラストマーコンパウンド
  • ブランド:THERMOLAST®、COPEC®、HIPEX®、For Tec E®
  • 市場:ヨーロッパ、南北アメリカ大陸、アジア太平洋
  • 従業員数:660名

プレスリリースのダウンロード

当社の広報用素材には、各種ソリューションに関する総合的な情報、画像、写真が含まれています。

08.05.2023 広報用素材 サーキュラー・エコノミーへのフォーカス:KRAIBURG TPE、ISCC PLUS認証によりTPEソリューションを拡充

Latest News

安全で人間工学に基づいた最新の車いす設計のためのTPEソリューション
04.11.2025 安全で人間工学に基づいた最新の車いす設計のためのTPEソリューション 医療グレードのTPEは、車いすのデザインをどのように強化できるのでしょうか?KRAIBURG TPEの医療グレードTPEは、ソフトタッチの快適性、強力な接着性、カラーカスタマイズ、認証済みの安全性を提供し、ユーザーの健康と効率的な製造の両方をサポートします。 詳細
KRAIBURG TPE、FR3シリーズのコンパウンドで最高レベルの防火安全要求を満たす新たな基準を確立
29.10.2025 KRAIBURG TPE、FR3シリーズのコンパウンドで最高レベルの防火安全要求を満たす新たな基準を確立 KRAIBURG TPE(クライブルクTPE)は、防火性能に最も厳しい要求が課される環境で使用されるコンパウンドの第三世代として、新しくFR3シリーズを開発しました。このコンパウンドは、欧州の鉄道応用規格DIN EN 45545-2のすべての要件を満たしています。このFR3シリーズのTPEコンパウンドは、防火性能に加え、過酷な環境での使用に最適である様々の材料特性をも備えています。これは例えば、優れた圧縮歪み性や耐引き裂き性の向上などが挙げられます。電源ケーブルは多材料の複合プラスチック部品と組み合わせて設置されることも多いため、優れたPPへの接着性が重要であると共に、標準的な射出成形や押出成形による加工性もまた重要です。 詳細
車の収納トレイの設計で、サスティナビリティと機能を両立
28.10.2025 車の収納トレイの設計で、サスティナビリティと機能を両立 より安全でクリーンな車内を実現する、丈夫でスタイリッシュな高性能トレイで、車の中をすっきりさせませんか?KRAIBURG TPEのGRS認定材料は、70%以上のリサイクル材料含有、低揮発性、ソフトタッチで滑りにくい表面を特徴としており、サスティナビリティと性能を兼ね備えています。 詳細
コーヒーメーカーのための信頼できる食品安全TPEソリューション
21.10.2025 コーヒーメーカーのための信頼できる食品安全TPEソリューション 耐久性、耐熱性に優れ、PPに強力に接着する食品安全TPEをコーヒーメーカー用にお探しですか?詳しくはこちらの記事をご覧ください。 詳細